木曜日の雨と月

くらしを愛する

私の小さな愉しみ。

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最近、新たに増えた愉しみ。

お休みの日の晩酌。

わが家は22時を過ぎたら"おとなの時間"

子どもももう小さくないので寝かしつけの必要はないから、お母さん業はおやすみタイム。

金曜の夜にお店でお酒とおつまみを選ぶ時間がワクワクして楽しくて。

今週も頑張ったな、お休みうれしいなと噛み締めながら、1~2杯のお酒とおいしいおつまみ、私の小さな潤いです。

ただ、絶対に休みの前日か休みの日だけ。

連続して飲まないことを自分の中で決めています。

習慣づいてしまうのが嫌で。

節度を持って愉しく付き合っていきたい、大切な時間。

 

夏の欠片。

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海へ。

砂浜を歩いて貝殻集め。

宝物を探すような気持ちになってワクワクした。

同じ模様や形の貝殻はひとつもなく、それぞれみんなかわいい。

高い空、波の音、潮の香り、砂浜の感触、光を反射する海の色…気持ちが良くていつまでもいられそうな気がした。

貝殻をそっと耳に当てれば、そこにはいつも海がある。

 

 

 

 

amier

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久しぶりにゆっくりとお風呂に入った。

丁寧に自分の身体を洗い、湯船に浸かる。

少しだけ窓を開けると気持ちのいい風が入ってきた。

お風呂から上がり、シートパックをしてから丁寧にスキンケアをする。

ヘッドマッサージをしてから、ヘアオイルをつけてふわふわになるよう髪を乾かす。

ストレッチをして、脱力する。

目を閉じて胸に手を当てると、身体の中にずっしり重くてガチガチなものがあるのを感じる。

深く深く呼吸をすると、脱力したつもりでもそれでもまだまだ身体に力が入っているのがわかる。

だんだん記憶が過去に戻っていく…。

幼稚園の頃、

小学生の頃、

中学生の頃、

高校生の頃、

大学生の頃、

結婚していた頃、

離婚したばかりの頃、

前の職場で働いていた頃……

その時々の傷ついたできごとがどんどん思い出されていく。

傷つくたびに私は自分のことを責めていたなぁって。

傷つけられたことに怒ったり悲しんだりするんじゃなく、傷ついた自分を弱くてダメな人間だって責めてきた。

自分の身体を愛せずに、無理なダイエットをして摂食障害にもなった。

そうやって、どんどん自分を嫌いになって、どんどん本当の自分がギュッと小さく縮こまっていった。

そして、自分でも気づかないうちに心も身体もガチガチになってずっしり重たくなっていたんだ。

生まれた時からずっと一緒の自分の心と身体。

私が否定してどうするんだろう?

ずっとずっと自分を傷つけていじめてきたのは、他の誰でもなく自分自身。

「ごめんなさい」って自分に謝ったら、すーっとあたたかい涙が流れた。

これからは自分の一番の味方でいよう。

大切なひとにするみたいに、自分にしてあげよう。

やさしくやさしく包んであげよう。

 

 

 

私の中の悪魔。

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"なんだか心も身体もおかしい"と思ってアプリを開く。

あぁもうpmsの時期だとわかって絶望的な気持ちになる。

約2週間、この不調と付き合わなければならない。

pmsは私にとっては悪魔みたいなもの。

取り憑かれて自分が自分じゃなくなってしまう、そんな感じ。

小さなことでイライラしたり悲しくなったり、甘いものが欲しくなり食欲が増えて、むくみで身体がだるいし、酷い眠気に襲われる。

無気力になり消えたくなる。

1ヶ月間の中で調子がいいなと思えるのは1週間もない。

私の場合は生理中よりも生理前の方が種々の症状がつらく、生理が来ると痛みはあるものの、メンタルの不調はほとんどなくなる。

こうやって不調を抱えていても仕事には行かなくてはならないし、家事も子育てもしなくてはならない。

できるだけ周囲に迷惑をかけないよう振る舞うせいで、家に帰るとドッと疲れる。

 

いつからpmsがひどくなったかな?と振り返ってみる。

学生の頃はそんなにつらくはなかった。

食欲が増えるくらい。

恐らく子育てをしながらフルタイムで働くようになってから。

慢性的な疲れとストレスが原因のひとつだと思う。

 

まずはできることから、小さく長く続けてみよう。

今月、子宮がん検診の予定だから、その時に相談してみようと思う。

少しでも楽になるといいな。

 

 

 

 

 

変化する時

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やっと気持ちが上を向いた。

当たり前のありがたみを知るってきっとこういうことなんだな。

衣食住に困っていないこと、家族や友達がいること、仕事があることなどなど…

今回のできごとで私は自分と真正面から向き合って、それはとても痛みを伴うことではあったけど、視界が開けてすごくクリアになった気がする。

変化する時、それは時に痛みも連れてくるのかもしれないな。

 

 


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自分のために花を買った。

ここ数日、ずっと気分が塞いでいる。

悲しくても不安でもそれでも日常は待ってくれない。

仕事をし、子育てをし、家のことをやる。

学生時代なら投げやりにもなっただろうけれど、今の私はそれでも電車に揺られ、会社に着いたら笑顔で働けるし、家に帰れば子育ても家事も普段通りにやれるのだから、だいぶ大人になったんだと思う。

 

火曜日。、

気を抜くと溜め息が出る。

胸の奥の塊は変わらず重たい。

仕事の帰り道、花屋さんに向かって長い坂道を歩いた。

扉を開けると店主さんがいつもの素敵な笑顔で出迎えてくれ、他愛もない話をしながら小さな花束を作ってくれた。

素敵な花束。

腕に抱えるとやさしい甘い香り。

色とりどりのどれひとつして同じもののない花たちがひとつの花束となって互いに良さを引き出しあっている。みんな魅力的。

それだけで胸の奥に頑固に居座る塊が少し小さくなった。

リビングの一番いい場所に花たちを飾る。

その瞬間、部屋の中の空気がぐんぐん浄化されていく。

こんなにも花には力があるんだな。

 

自分の弱さを責めたくなる日もある。

自分でいることを投げ出したくなる日もある。

それでも自分を守ってあげられるのは自分だけ。

傷ついた時、その傷に薬を塗り絆創膏を貼ってあげられるのは、本当の意味では自分だけなんだと思う。

この心と身体は私のもの。

 

ひとつとして同じもののない花たちがそっと囁いてくれたような気がする。

 

 

香りでゆるむ。

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仕事でぎゅっと閉じた心と身体をやわらかくゆるめる習慣ができました。

 

まずは毎日のお風呂。

シャンプーとコンディショナーをアロマオイル入りの香りの良いものに変えて、シャンプーブラシで洗い、上がった後はスカルプケア用のジェルで頭皮マッサージ、ドライヤーの後はパドルブラシでブラッシング。

カチカチの頭がほぐれて気持ちいい。

髪もサラサラに。

寝る前にはボディミルクとマッサージブラシでリンパマッサージをしてから、軽くストレッチ。

お気に入りの香水を少しだけつけて眠ります。

 

香りの力ってすごい。

ガチガチになっていた心と身体をふわーっとゆるめてくれる。

自然と深く深くゆったりと深呼吸したくなる。

 

自分を労る習慣で溜めない生き方をしよう。