五感をひらく
"自分をギュッて閉じている"
先日のデトックスデーで、自然に包まれたり、寺社仏閣に参拝して厳かな気持ちになったり、食事をゆっくりと味わっていくうちに、どんどん心も身体も元気になっていくのを感じました。
内側からエネルギーがどんどんどんどん湧いてきて、すごく気持ちよくて。
満たされるってこういうことなんだってわかった気がする。
普段、香り、光、音、味、手触り、色彩…一瞬一瞬、色々なことを感じているはずなのに、ほとんど心が揺れていない。
揺れるとしたらネガティブな方ばかり。
もともと感じ取りやすい方で傷ついたり悩んだりすることが多かったし、仕事をしているととにかく感じたり受け止めない方が圧倒的に楽だから、いつの間にか自分の心がギューッと硬くなってしまっていた。
カラカラのひび割れた地面みたいに。
でも、選べばいいんだなって。
受け取りたくないネガティブなことは溜めずに流す。
自分の心を潤してくれるものは五感を開いてしっかりと感じる。
やわらかくしなやかで折れない心と身体を作っていこう。
私に戻る。
心のデトックスデーを作ることは、私にとってはすごく大切なこと。
家族を送り出してから鎌倉へ。
まずは報国寺。
竹を眺めながら、ゆっくり抹茶と干菓子を。
落雁、かわいい。
深く深く深呼吸をして暑さも忘れるひととき。
ランチは予約しておいたイタリアンへ。
店内は他に人がおらず、ゆっくり楽しむことができました。
初めて行ったお店だったけれど、私の中のピザランキングが塗り替えられました。
前菜もおいしかった。
どれも丁寧に作られていることがよく伝わってきたし、料理や飲み物が運ばれてくるタイミングもよくて、素敵なお店でした。
そのあとは長谷寺へ。
御足参りをしてきました。
受付で手ぬぐいとお守りをいただいて、お経をあげていただき、仏様の御御足に触れてお参りをします。
すごく浄化された気分。
最後は東慶寺へ。
お参りをして、開放された本堂でゆったりと。
耳を澄ませていると色々な音が聞こえてきます。
風の音、虫の鳴き声、木々が擦れる音……
いかに普段忙しなく過ごしているか痛感しました。
お手頃な刺激に慣れすぎて、どんどん自分の力で感じることができなくなっているのかも。
東慶寺は私にとって0に戻してくれる場所。
今こうしてここにいられることが、すごく幸せで本当にありがたいこと。
不安や不満を抱くこともあるけれど、できるだけ毎日をご機嫌に気持ちよく過ごそうと改めて思いました。
今を味わおう。
そして、自分の中をポジティブなもので満たしていこう。
自分の中の風通しが一気に良くなりました。
あしもとのしあわせ
2021.08.19
足元に虹
明け方、雨の音で目が覚めた。
たくさん降っている。
雨の音を聞きながらタオルケットにくるまっていたら、いつの間にかまた眠っていた。
目が覚めたら、今度はすっきりとした晴れ。
雨上がりは何もかもがキラキラして、世界の色がくっきりしているような気がする。
植物はよろこびで生き生きしている。
"新しい朝"って感じがしていいな。
扉を開いて。
ネガティブな発言が多い人と一緒にいるのってすごく疲れることなんだなぁと。
エネルギーを吸い取られる…。
今まで一緒に過ごしていても、「またいつものが始まったな〜」ぐらいで大してなんとも思わなかったのにね。
それと同時にきっと私もつい最近まで周りに負のエネルギーを浴びせてエネルギーを吸い取っていたんだと思うと、申し訳ない気持ちになります。そして恥ずかしい。
今こうして気づけてよかったな。
リセットボタンを手にしたことで、心の切り替えが前より上手になったと書きました。
言葉も前向きなものを選んで遣うように。
そうすると自分の心が安定するんだなってことがわかりました。
正直、これまでの私は情緒不安定で。
パートナーの愛情を疑って、どうせ自分はいつか捨てられるんだって思ったり、愛情を試すようなことをしてしまったり。
職場の人を信用できず、うまく頼ることができなかったり。
やっとそういう気持ちがなくなってきました。
私がパートナーをどう思っているか(愛しているか)の方が大事だし、職場の人を信用しているかどうかに関わらずまずはお願いすれば良い。
結局、自分の考え方が自分を苦しめていたんだなぁって。
こんな感じで少しずつ生きやすくなりつつあります。
これからはこういう気づきだけじゃなく、日常のできごとについてもどんどん書いていきたいと思います。
いつも☆をつけてくださっている方、ありがとうございます。
励みになっています。
当たり前のことを丁寧に。
仕事柄、人の話を聞くことが多いのですが、私は話を聞くのが苦手…。
まとめたくなっちゃったり、意識がふわふわ散漫になってしまったり。
よくないところだよなぁと思いつつ時は経ち。
自分自身と向き合うようになった今、ちゃんと取り組もうと決めました。
心がけているのは…
"ちゃんと最後まで聞く"
これってできているようでできていないことが多いんじゃないでしょうか。
これを意識するようになって、コミュニケーションってキャッチボールなんだってことを改めて感じました。
共感、傾聴。
"相手の目を見る、身体を向ける"
目を見るって気恥しいけど…。
家事をしながら聞いていた子どもの話も、一旦手を止めて顔を見てから話を聞くようにしたら、それだけで子どもの反応が全然違う。
目を見る、身体を向けることは、あなたの話を受け止めていますよ、ちゃんと聞いていますよのサインなんだな。
"言葉"
言葉も今までよりもずっと選ぶようになりました。
もともと乱暴な言葉遣いをする方ではないけれど、より吟味して。
やさしいまぁるい言葉遣いをするように心がけています。
自分が話をする時にどんなふうに聞いてもらえたら、うれしかったりほっとしたりするのかを考えて聞けばいいんだなぁって。
これは話を聞くことだけに限らずですね。
相手の立場に立って自分を客観視してみる。
自分を少し離れたところから見てみると、今まで見えていなかったことが見えてくる。
今、私は大人になってからの成長期なのかもしれないな。
当たり前のことを丁寧に、大切にできる人でありたい。
リセットボタンを持つ。
フルタイムで仕事をし、家に帰れば子育てをして、家事をする。
1日過ごすだけでも小さなイライラやモヤモヤ、ちょっとしたストレスが溜まります。
コロナ禍で自由に外出することもままならない今は特に。
コロナ禍になる前は土日に出かけたり、たまに旅行に行くことでリセットすることができていたけれど、今は出かけても色々と気を遣うし、心のどこかで出かけること自体にモヤモヤを感じるようになってしまいました。
このままじゃいけないと思って、自分の中にリセットボタンを持つことにしました。
イライラやモヤモヤ、負の感情をできるだけ溜めないように、そういうものを感じたらすぐに心の中のリセットボタンを押す。
心の中だけでなく、実際の行動でも。
例えばあの角を曲がったらとかコーヒーを飲み終わったらとか。
とにかくそういう小さなリセットボタンをたくさん持つことで気持ちを切り替えられるようになってきました。
ちょっと前まで、私は切り替えが苦手で負の感情をひたすら反芻していました。
なんであんなこと言われなきゃならないんだろう?とかはぁ失敗しちゃったな…とかグルグル。
仕事のイライラを切り替えられずに家にまで持ち込むのはもったいない。
持ち込んだ挙句、家族との雰囲気が悪くなり、またモヤモヤ、イライラ。
それならすぐにサッと切り替えて、残りの時間をできるだけ楽しく気持ちよく。
なんでもない今日があること。
それは特別なこと。
だからこそ、負の感情に引きずられて、そのまま1日中どんよりした気持ちで過ごしたくない。
結局なにもかも自分次第。
愚痴もそう。
ほんの少し前までこんなに嫌な思いしてるのに愚痴らないなんて無理!!!!と思っていたし、パートナーや妹に愚痴っていました。
でも、ふと振り返った時に、相手に嫌な思いをさせるだけだし、私は大切なひとを自分の愚痴のはけ口にしてるなんて最悪だなって。
それに愚痴っている時の自分の顔ってきっとすごく醜い。
すごく反省しました。
今は相談したいことがある時だけ話すように。
たとえ愚痴りたい気持ちになっても、自分の中で処理。
ただどんな感情も決して感じてはいけないものではないから、認めてすぐにリセットボタン。
自分の思考のクセを変えていくのって簡単なことじゃない。
負の感情に飲み込まれて、感情任せに話したり行動したりしたくなることもある。
それをちょっとずつちょっとずつ変えていく。
1mmでもいいから。
そういう努力の積み重ねがきっと自分の心を豊かにして、いい人生になっていくのだと思う。
かろやかでいるために。
昨日の空。
自分の中に負の感情を溜めないようにしたいなと思う。
流れる水が清く濁らないように。
ストレスフルな毎日はドロドロした感情がたくさん生まれてくる。
イライラしたりモヤモヤしたり投げ出したくなったり悲しくなったり…。
時にはすべて捨ててリセットボタンを押したい気持ちになることもあります。
でも、そこに囚われないで、深呼吸をして自分の中から追い出す。
負の感情に囚われてしまうと、どんどん身動きが取れなくなって窒息してしまうから。
できるだけ身軽に。
私は不器用だからそんなにたくさん持てないから、うれしいとか楽しいとかそういう前向きな感情で満たしていたい。
そうするためには、モヤモヤさせられる人やもの、ことと距離を取るのも必要なこと。
自分の心地良いをもっと大事にしよう。