木曜日の雨と月

くらしを愛する

自分の歩幅で歩いてみる

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勉強を頑張る

仕事を頑張る

育児を頑張る

家事を頑張る

人間関係を頑張る…

 

これまでの人生を振り返ると、私は常に何かを頑張らなくてはいけないと思っていたような気がします。

本来の私はマイペースな性格だけれど、親の影響や学校、職場で生活していくうちに"誰かのペース"または"その場のペース"に頑張って合わせるようになり、段取りよく、キビキビ動くようになった。

みんな多かれ少なかれそういうものだと思う。

初めてしたアルバイトでは、要領の悪い人は陰で"トロい""気が利かない""使えない"と散々言われていて、それはどこの職場に行っても大抵そうで、そんなふうに言われたくなくて頑張って仕事を覚えて頑張って働いた。

それは今の職場もそう。

 

頑張ったことで得たものはたくさんある。

むしろ今の環境は苦しい思いをして頑張ってきたからこそあるもの。

でも、最近もう頑張って頑張って何かに耐えて生きることはもうしたくないなぁと思う。

楽しく生きていきたい。

やらなければいけないことをやらないということではなくて、"やらなければいけない=苦しい思いをしてやる"みたいなことをやめたい。

周りに無理に合わせて苦しくなるのもやめたいし、何かを頑張っていないとダメだと思うこともやめたい。

うまくやらなきゃって思うのもやめたい。

楽しみながらやりたいし、心から楽しいと感じられる人と過ごしたい。

小さい頃から染みついた"頑張っていることが偉い""努力は素晴らしい"っていう気持ちを緩めたい。

頑張ることも努力することも素敵なことだとは認めた上で、自分が心地よくいられる方を選択したいのです。

やりたくない努力や我慢は選ばない。

自分が心からやりたいことであれば、努力や我慢も乗り越えられるのでしょう。

どんなことも楽しいだけではないから。

 

もう大人だから自分で何でも決めていいし、決められる。

自分を大切にしたいと思えばそうしていいし、自分の望む働き方を選べるし、人間関係だって選ぶことができる。

そんな大事なことを忘れてしまっていました。

 

頑張っていない自分には価値がないのか。

そんなことはないはずです。

きっと。

この世界にたったひとりしかいない私。

何を頑張っていても頑張っていなくても、私だけは私を認めてあげようと思うし、心地よく生きていきたいと思った自分を励まし寄り添い続けてあげたいと思うのです。