日日是好日*

くらすこと

凸凹があること。

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少し前に職場に入ってきたバイトの男の子。

なんだかやたらと距離が近いなぁとか興味があることになると空気も読まずに話し続けたりして言動がちょっと変わってるなぁと思っていた。

研修担当の社員も同じようなことを言っていて。

そんなある日、社長から社員に対して「彼は発達障害らしくて、これから色々サポートが必要になると思う。」という話がありました。

彼は採用されて2ヶ月が経つまで自分が発達障害であることを会社に申告せずにいたわけです。

 

他のアルバイトの子達は彼が発達障害だということ知らないけど、誰も彼に必要以上のことを話しかけない。

それどころかきつく当たったり彼の発言をこそこそクスクス笑ったり、イジメみたいなことを平気でする。

アルバイトの子達は平均年齢25歳ぐらいだけど、みんなまだまだ学生みたいで。

輪に混ざれない人をフォローしてうまく中に入れるようするような手助けはしない。

自分達の輪の中さえうまく回ってればいい。そんな感じ。

実際、社員の中にも「なんでこっちが合わせなきゃいけないんだ」「そもそも最初から申告してたら採らなかったでしょ」って口に出して言ってる人もいる。

そういうの聞いていて、もし自分の子どもがそうだったら?とかこんなふうな接し方されていたら?とか親御さんの苦労や心配とか考えると悲しくなるし、自分の子どもには人をバカにするような人になってほしくない。

 

正直、私もどんなふうに接していけばいいのかはわからないけど(彼の言動にイライラする時ももちろんある。)とにかく普通に接するのが一番なんだと思う。

特別気を遣うとかそういうのはいらないんだと思う。

おしゃべりが止まらなかったり、誰かを傷つける発言(本人はそのつもりがない感じ)、場にそぐわない言動は注意すればいい。

 

うちの仕事のメインは接客で、マニュアル通りにはいかないし、昨日はこうでも今日は違うっていうことが日常茶飯事。

時間管理が大切な仕事だから空気を読んでつぎはどうするこうするって組み立てながら動く緊迫性もある。

彼はそういう臨機応変な対応が求められることがすごく苦手なのを感じているから、何か淡々とやれる、あまり変化のない業務を探して割り当ててあげられたらいいのかなぁと思う。

ピタッとハマる業務があれば、良い所を引き出せるんじゃないのかな。

彼の足らないところばかりにみんな目を向けて、あぁでもないこうでもないって言うけれど、私もあなたもそんな完璧じゃないよ?って。

発達障害は脳の障害で治らないわけで、一番苦しいのは本人なのに。

周りと馴染めないつらさとか疎まれてしまう悲しさとか。きっと色々感じてることあると思う。

できること、できないこと、得意なこと、苦手なこと、みんなそれぞれあって、その中でそれぞれの良い部分を活かしていけるようにすることが必要なんだよね。

 

こういうふうに思えるようになったのは、やっぱり子どもが生まれてからじゃないのかな。

それまでの自分だったらめんどくさいから関わらないようにしとこって絶対思ってた。

子育てしていくうちに少しずつ少しずつ私の中の何かが変わっていって、受け入れられることの幅がちょっとずつ増えてきているように思う。

子どもが教えてくれることはたくさんあるね。